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2005.05.10

台湾ではP2Pが合法だったりする

 日本におけるP2Pソフトフェアの場合、ファイルローグを運営していた日本MMO社が著作権侵害で訴えられたり、 今日本で最も著名なP2PソフトはWinnyだと思うが、その開発者も現在、裁判中であるように、法的にかなり問題あると見られている

一方台湾の場合、実はP2Pソフトの利用が合法化されていたりする。というか法的には灰色だが、 日本のようなアンダーグロンドでの利用ではなく、大多数の大学生のパソコンにはP2Pソフトがインストールされていたりする。

台湾で最も利用されているP2PソフトはKuroだと思う。KuroはMP3ダウンロードに特化したソフトで、 毎月99NTドル(日本円でわずか330円)で利用することが出来る。支払いはクレジット、コンビニ支払い、 または中華電信など大手携帯会社とも提携しているため、携帯を通じて、利用料を支払うことも可能です。 (ただし台湾の身分証明書が必要なので、台湾人のみが利用可能)

 例えば、台湾で最も著名なポータルサイトの一つであるPCHomeなどのネットショップなどMP3プレイヤーを購入すると、 Kuroの一ヶ月無料利用する特典をつけていたり、台湾ではかなりメジャーな存在で、テレビ広告も頻繁に流され、 日本と違い、かなりメジャーで多くの人が利用しているSoftである。 2004年上半年でKuro会員は50萬名に達し, 每月の營業額は3,000~5,000万NTドルに上っている。
 そのため、チャイナPOP やJ-popに関していえば、人気のある曲についてはほぼ100%見つけることが可能だと思う。

 著作権の問題については、KuroはHP上(http://sos.music.com.tw/fashionow3.htmhttp://sos.music.com.tw/fashionow2.htm) で、中華民国著作權法 内の個人の利用範囲内では複製可能であるという法案を盾に合法性を主張している。実際に、2004年4月に行われた台北地裁では、不法ではないと認められた。現在、上告中でなので、今後、非合法化される可能性も残されているが、現時点では法的に問題ないとされている。

 元々、台湾は海賊版が氾濫していた国家で、一時期前まで普通のCDshopで、海賊版のCDなどを購入可能だったが、 最近はそうした海賊版の販売はだいぶ減少してきているはずだが、実際には皆、ネット上でダウンロードするという形態に変わったのだ。

 日本の場合、Winnyなどを使用する割合はそれほど多くなく、こうしたダウンロードはあくまでアンダーグランドだと思うが、 台湾の場合、Kuroの利用があまりにも一般化し過ぎていて、多くの人(当然ながら女性も)がKuroで音楽をダウンロードしている。

 そのためか台湾中のCD屋の売り上げがかなり落ちていると聞いている。実際、最近CD屋に行くと、数年前と比較して、 客数も減少している気がするし、少なからずの店が撤退や縮小している。または発売されるチャイナPOPそのものも、細かい資料を見たわけじゃないけれど、 減少しているように思える。

日本でもP2Pの利用は、CDの売り上げにそれほど大きく直結しないという意見もあるようだが、 P2Pの利用が台湾のようにあまりにも一般化してしまった場合、やはり売り上げに大きく影響するのでないのだろうか。もっとも台湾の場合、 もともと海賊版が多く、そうした海賊版の購入が、ネットからダウンロードに変わっただけかも知れないけど。

 

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コメント

3年前の記事ですがこんにちは。
>多くの人(当然ながら女性も)
何故わざわざ女性を分けて書いたんでしょうか?

この記事へのコメントは終了しました。

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