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2006年10月

2006.10.27

野球関連の中国語

日本火腿隊=日本ハム

中国語で「ハム」は火腿huo tui、

日本職棒總冠軍=日本シリーズチャンピョン

冠軍(guan jun)とはチャンピョンのこと。 プロ野球の中国語は、職業棒球(zhi ye bang qiu)、略称 職棒。

身退=引退

ちなみに勇退の場合は、光榮身退(guang rong shen tui) という。

最有價值球員=MVP

MVP(Most Valuable Player)の直訳、「最高殊勳選手」とも言う。

達爾比修有=ダルビッシュ有

中国語で西洋人や、イスラム系の名称を書く場合、よく似た発音を当てる、そのため、メディアごとに書き方が異なる場合がある。

台湾メディア曰く「北朝鮮の核の影響で、韓国人が瘋狂嘿咻している」との事

 北朝鮮の核実験後、日本国内では韓国は北朝鮮の脅威を理解しているのか、現在の北朝鮮を巡る国際情勢を理解できているか、疑う見解がもたれている。

 しかし台湾のメディアは北朝鮮の核実験の影響は、韓国の人々の生活に及ぼしていると主張している。

TVBSから

 北朝鮮の挑発は止まらず、北の核実験後、韓国では江原道の停戦ラインで、始めて放射能物質が検出された、検出された質量は高くなく、人体に影響することは無い。しかし北の核実験によって、韓国人は皆おびえ、連日軍事演習を行い、万が一に備えている。

 緊張しているのは政府だけでなく、韓国の民衆も核の圧力を感じている。調査によれば核実験後、韓国のコンビニで、一日に販売されるコンドームの量が、9月の販売量と比較すると、2割以上上昇している、この数字はワールドカップ時の期間を超えている。

 またソウルのラブホテルはここのところ、連日満室になっており、心理学者は社会状況が不安定化すればするほど、人々は本能的な激情を放出する必要性が出てくると指摘している。このように北朝鮮が今後どうなるか、韓国の人々の性生活にも大きな影響を与えているようだ。

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061026/8/5qjy.html

2006.10.26

Google co-opを使ってBlog検索

 確か、このBlogは2003年に開設して、現時点で225以上のエントリーがあると思うが、正直言って、自分でも以前、書いたエントリーがどこにあるのか、よく分からない。

そういう理由で、先日から始まったGoogle co-opを利用して、Blog検索を使ってみた。

 

 やり方はGoogle New serch engineを選び、Site to searchで自分のBlogのアドレスを指定すれば、簡単にBlog内検索をすることが出来る。また指定したURLのみか、指定したアドレスの検索結果を強調して、他のサイトの検索結果も表示するか選ぶことが出来る。

完成後、control panelでcodeを選択して、BlogのCodeを自分のBlogに貼り付ければ、簡単に自分のBlog内にBlog検索をすることが出来る。

 

中日、またもや日本シリーズに敗れる

 やっぱりまた負けた。

セパ両リーグ中、日本シリーズの勝率が低いのは、中日なのでは。

二試合目までは、勝敗に関わらず、いい試合だったが、北海道以降は、日本ハムは相変わらずいいプレイをしていたが、中日はボロボロというか、チャンスは作れても、一向に勝負を決めることが出来なかったというのが印象。

というか日本シリーズの中日はどう見ても新庄のかませ犬でした。本当にどうもありがとうございました。

Firefox2.0を使ってみた

 先日Firefoxがバージョンアップしていたので、早速インストールした。

 

 見た目はアイコンがよりグラフィカルに変更された以外は、特に変わらないが、細かい部分でいろいろと改良がされており、一段と便利になったという印象だ。

 自分的にうれしい改良点は以下の通り。

  1. サーチバーの改良。
     右上のサーチバーの設定が出来るようになり、さらに使い勝手が良くなった。1.xでは、いらなくなったサーチエンジンのリストはインストールされているフォルダから、手動で削除しなければいけなかったが、検索エンジンマネージャが追加され、簡単に追加、編集、削除ができるようになった。

     また文字列を選択して、右クリックする際、その単語を検索することが出来たが、2.0からサーチバーのサーチエンジンに併せて、選択できるようになり、WikipediaやGoogleなど場合時と、場合によって使い分けることが可能に。
  2. Rssを取得方法
    Firefoxの最大の特徴の一つにLiveBookMarkがあると思うけど、Rss関連がさらに便利になり、外部のRssReaderと連携することが可能に。
    またFirefox上でRSS フィードを読み込んだ際、1.xまでは直接ソースを読み込むだけだったが、2.0からは記事の簡易画面に切り替わり、そこからRssの登録も可能になった。
  3. Tab機能
    1.xではTabを閉じる際、CTRL+w、または右端のXマークを押すようになっていたが、2.0ではTabごとに、Xマークがに変更された。また直前に閉じたTabを開きなおす機能も実装されていた。
    そして、右端の▼をクリックすると、今開いているTab一覧を見ることが出来、大量のTabを利用する際には便利。
  4. 目に見えて便利になったわけではないが、フィッシングサイトを警告する機能が加わったほか、セキュリティ関係もいろいろと強化されているみたいだ。

 自分が、Firefoxを使っている主な理由はLiveBookMarkが便利なことと、必要に応じて、拡張機能を入れて、機能強化を図れることだ。個人的にバージョンアップで、一番心配していたのは、2.0に未対応の拡張機能があるのではという点を心配していたが、その結果が以下の通り。

一般的使用に問題なし

  • Google Note
  • IETab
  • Greasemonkey
  • pastego
  • adblock
  • Ctrl Tab Preview

使用できなかった

  • Fasterfox

 上記は自分が使っていた範囲内なので、他にも使えない拡張機能があるかもしれないが、バージョンアップしても思ったより問題ないというのが、個人的な感想だ。

ちなみにFirefoxのダウンロードは以下のサイトから。

http://www.mozilla-japan.org/

日本iTunes StoreにBMGのカタログが追加

Apple Japanから

2006年10月26日、東京、BMG JAPANとアップルは本日、BMG JAPANの邦楽および洋楽のトップクラスのアーティストの楽曲が日本のiTunes Store ( www.apple.com/jp/itunes/ )で購入可能になることを発表しました。

Sony子会社のBMGもとうとうituneで販売するようになったということは、近いうち、SonyもiTunesに参加する可能性があるかも。

2006.10.23

Yahoo奇摩で学術検索が可能に

Yahoo奇摩で學術検索のサービスが始まった。リンク先

中国語の論文や文献を探す際には、非常に役立ちそうだ。

 學術で検索できるのは「全國博碩士論文」、「中文期刊篇目」、「大陸萬方期刊全文」、「學術網路資源」、「全國書目資訊網」、「數位典藏聯合目錄」がある。

  1. 全國博碩士論文-台湾内の大学の修士論文、博士論文を検索、検索可能な内容は執筆者、指導教授、テーマ、キーワード、または概要など多岐にわたる、また論文によってはデジタルデータをPDFとして直接ダウンロードが可能。
  2. 中文期刊篇目-1997年以来、台湾国家図書館に所蔵されている台湾、アモイ、香港で出版された一般雑誌と、学術雑誌の論文を検索。
  3. 大陸萬方期刊全文-中国内部の簡体字で執筆を論文を中心に検索。
  4. 學術網路資源-Yahooと台湾大学が合作して、学術的に参考価値のあるHPをデータベース化して検索。
  5. 全國書目資訊網-台湾国家図書館と台湾全土にある76ヶ所の図書館の図書目録を一括して検索可能に。
  6. 數位典藏聯合目錄-デジタルアーカイブ化された計60万におよぶ論文や資料を検索。

 上記のサービスのほとんどは、すでに国家図書館のHP内などで可能だったが、Yahoo上で一括して検索できるという点は非常に便利である。今後中国語の資料を探す際、特に台湾で出版された学術書、論文を探す時には利用必須になりそうだ。

 數位典藏聯合目錄の中には台湾総督府南洋資料図書館に所蔵されていた資料が検索可能だったり、戦前に出版された書物の検索も可能で、古い資料を探す際にも利用可能だ。

台湾高鉄の運用が延期に

今月末から、運用が開始する予定だった台湾の新幹線が延期することが決まった。

中国時報の報道などでは、安全試験の回数が足りず、引き続き、テスト運用を繰り返すために、延期を決定したようだ。中国時報

現時点では11月下旬には運用開始になるだろうと報道されている。

 10日前になって、ようやく延期を発表するのは、いかにも台湾的な対応で、日本ではまず考えられないことだと思う。

 

高鐵延至十一月底通車
高鐵昨日進行進行第一天的履勘模擬演練作業,由於沒有旅客上下車,加上列車開行班次不密集,列車準點率通過檢測。不過,台灣高鐵公司昨日也首度坦承,高鐵第三獨立驗證機關IV&V認定高鐵系統穩定度連續測試時數不足,預計兩周後才會提出報告,高鐵將延至下月底通車。

偽者製品には注意を

 近年、台湾では中国産の製品が増加する一方で、台湾産の製品が価格競争に敗れ、倒産する例が少なくない。その一方で台湾で拡大する中国製品の中には品質に問題がある製品も少なくない。 まさに「悪貨が良貨を駆逐する」状況があったりする。

本物の牛皮と偽の皮製品 

 牛革は家具市場で最も人気のある商品だが、市場で流通している牛革製のソファーの中には、本皮でない製品も数多く、流通している。その中には繊維製の偽牛革も存在している。

 こうした牛革は火で燃やした際、燃えにくい素材であるが、偽者の皮の場合、上の写真の場合、上が本物の牛皮で、下が偽者。偽者のほうは火をつけると、紙のようにもえてしまう。

 

本物の大理石とコンクリートで造られた偽大理石

 中国から輸入された大理石にも偽者製品が多く含まれている。表面的には綺麗で、一般人にはその差異が見分けがつかないが、中身は通常の石材だったり、ひどい例ではコンクリート製にもかかわらず、大理石として売られている例もある。

 近年、日本、台湾に関わらず、世界中で中国製の製品が流通している。その一方で、問題も少なくない。その一つには上記の例のような、偽者の横行が挙げられる。

 近年では技術の向上もあり、ひと目では偽者と区別がつかない製品も少なくない。しかし耐久性、安全性に問題ある製品が少なくない。

 上記の偽牛革の場合、通常牛皮の場合、長期間使用が可能だが、偽牛皮の場合、購入後、すぐに痛んでしまったり、破れてしまう場合もある。また化学薬品の大量使用などで、アレルギーなどを引き起こす可能性もある。

 最近の台湾の場合も、そうした中国産の家具が増加し、台湾内の業者がそうした中国産製品との競争に敗れ、工場を中国に移転するか、倒産するかという例が後を絶たない。

 また台湾内でもそうした悪質な中国製品が流通し、偽皮にも関わらず、本皮として販売されている家具も少なくないということなので、台湾で家具を購入する場合は、少し注意を。

参照元:http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS1/3568928.shtml

 中国製の偽者製品の中で、個人的に最もひどいと思ったのは墓所の遺体が着ていた服を盗掘し、その衣服を使って枕を製造していた業者。

衛生的な問題のほか、本当に呪われそうで怖いです。(注意:本当の話です)

 もう一つ、たまげたのは頭髪で作られた醤油。人の頭髪で醤油を作り、販売するという罰当たりな商売です。

 モラルが伴わない経済発展が生み出した負の一面とでもいうべきか。

2006.10.21

宋楚瑜台北市長選挙立候補表明後の国民党と親民党の関係

 最近、たびたび書いている宋楚瑜関連記事の続き。 

 馬は昨日メディアの取材に対し、馬と宋との台北市長選を巡る交渉内容を突如暴露した。

 宋は馬に対し、2008年の総統選挙で、親民党が全面的に馬を支持する代わりに、国民党候補者郝龍斌の立候補を取り下げ、市長選挙で、宋を支持支援するように要請した。

 だが馬は予備選挙で勝利し、国民党の統一候補に決定された郝龍斌の立候補を取り下げるつもりはないと宋の出馬は、馬と宋の交渉が決裂したためであるとメディアの取材に答えた。

 国民党と親民党間の関係が微妙になっている最中に、馬が宋との交渉内容をメディアの前で暴露したことによって、両者の関係はさらに悪化している。

馬の発言は、両者の決裂を意味し、場合によっては、国民党と親民党の連合が崩れる可能性を持っている。

 親民党議員は馬の暴露を受け、宋が交換条件を出してきたという馬の主張を否定した上で、馬は「不要臉(恥知らず)」であると一斉に馬を非難する声明を出している。http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061020/11/5hqg.html

 いっぽう宋との交渉を暴露して、親民党と国民党の対立を悪化させ、問題を拡大した馬は発言に後悔しているという報道が出されている。〈爆宋條件說 馬後悔〉

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061020/2/5i5y.html

 聯合報の報道によれば、

馬英九は本日、昨日の発言を訂正し、国民党と親民党は決裂しておらず、立法院長の王金平に、仲介を要請したいと答えた。馬の幕僚は馬英九は台北市長の選挙状況を心配し、感情的な発言をしてしまった、今日の発言訂正は大局的観点から、親民党との国会での協力体制を維持したいことを表明したのだと答え、また馬は昨日の感情的発言を少し後悔していると報道している。

http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061020/2/5i5y.html

 馬自身は昨日の暴露が何を意味するのか、無自覚だった可能性が強く、何らかの戦略を持っていたわけではなさそうだ。

 国民党と親民党の関係が、さらに悪化したことについて、国民党の王金平はメディアが両者の仲介者になるかどうかという質問に対して、「能力不足」を理由に、両者の仲介になるつもりはないと国民党と親民党の対立問題には深く関与しないことを明言している。

 王金平はいわゆる調整型の政治家で、親民党とも、民進党とも友好的関係を築いており、国民党と親民党の対立を解消するには、最も適切な人物である反面、馬とは総統選挙候補をめぐり、政治的ライバルでもあり、王は馬を支援する気は毛頭なさそうである。http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061020/5/5ip3.htm 

 次期台湾総統の有力候補の一人の馬英九だが、馬の最も大きな難関は、民進党との問題以前に、藍陣営、または国民党内部の主導権争いをどのように処理していくのかというのが、宋の出馬問題も、元をただせば、藍陣営内の主導権争いの一環に過ぎない、馬英九が老練な政治家である宋をいかに抑え混むことが出来るのかが、着目点になるのかなと個人的に思ったわけです。

2006.10.19

チベット人巡礼者を射殺する人民解放軍をカメラで撮影

YouTubeを見ていたら、
 中国人民解放軍がチベット人を射殺する現場を収めたスクープ映像がアップされていた。

http://www.youtube.com/watch?v=hXC5RxhZUYw

これの公開元は登山家向けサイトらしく
http://www.mounteverest.net/news.php?news=15182
 エベレスト登山中の登山家たちがその衝撃的なシーンを目撃し、帰国後公開したらしい。

目撃者のひとりの. ”The Chinese militias were hunting Tibetans onto the glacier...shooting them like rats, dogs, rabbits - you name it.”と答え、人を平然と殺した中国軍にショックを隠しきれないことw。

 この被害者はダライラマを巡礼するラマ教徒のチベット人で、射殺されたのは子供や僧侶などで、全く無抵抗の人々だ。

 この映像を見たところ、被害者のチベット人らは仲間が射殺されても、足を止めず、必死に前に進んでいく。こうした様子を見たところ、人民解放軍によるチベット人虐殺が日常的に行われているのではと思われる。

 中国政府は今回の事件について、「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」とアナウンスしているようだが、チベット人が本当に集団で攻撃してきたのかどうかは映像を見れば明らかだ。

--------------------------------------------------- ちなみにこの事件の日本での報道は以下のとおり。

中国国境警備当局がチベット人に発砲 ネパール国境

2006年10月13日18時24分

 13日付の香港各紙によると、中国チベット自治区のネパール国境地帯で先月30日、ネパールに越境しようとしていたチベット人グループに中国の警備当局が発砲、少なくとも2人が死傷したほか、子供を含む数十人の行方が分かっていない。

 報道によると、子供十数人を含む約70人のチベット人がヒマラヤ山脈を徒歩で越えようとし、国境警備当局の兵士の銃撃を受けた。国営新華社通信は「不法出国を図ろうとしたグループが、引き返すよう求めた当局の勧告に従わず集団で攻撃してきた」と説明。当局の銃撃で2人が負傷、うち1人が寒さと酸素不足のため死亡したとした。

 香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは銃撃を逃れた41人がカトマンズに到着したとして、「我々の後をつけてきた兵士が立ち止まるように命じ、発砲した」との証言を紹介。銃撃で死亡したのは、17歳の尼僧だとした。

朝日新聞

2006.10.18

泛藍(国民党系野党グループ)の再分裂? 宋楚瑜が台北市長選挙出馬を発表

 先日のエントリーでも親民党党首宋楚瑜が台北市長選に出馬するかもしれないと書いたが、昨日、記者会見を開き、正式に出馬することを明言した。

 国民党は事前に予備選挙を行い、すでに泛藍の正式候補者を郝龍斌に決定していたが、今回の宋楚瑜の立候補表明によって、藍系の支持層が分裂することは必死だ。

 最近の台湾政治を語る際、泛緑と泛藍と与野党を呼ぶ。民進党のシンボル色である緑と国民党の党旗の藍で区別する。

 今回の宋楚瑜の出馬は野党連合である泛藍が再分裂したことを示している。

 1996年の台北市長選挙、2000年の総統選挙など、国民党が敗北した最大の理由は立候補者の一本化に失敗し、支持層が分裂し、その結果、民進党が勝利したという経緯があり、国民党側にとって、今回の宋の立候補表明はかなり苦々しい結果だろう。

 ただ宋楚瑜は選挙中、親民党党首を一時的に退任し、超党派の立場で立候補し、選挙中も親民党として、大型の選挙活動を行わない活動しないと表明し、泛藍が完全に分裂したわけではないことを示している。

 しかし立候補を表明する記者会見で、宋楚瑜は国民党主席馬英九と郝龍斌を厳しく批判した。

 昨年の基隆市長選挙の際、許財利を推薦し、親民党立候補者を推薦しなかったことを上げ、これが泛藍共主だろうかと非難し、国民党と親民党の不公平な関係に不満を述べた。ちなみに許財利は市長当選後、汚職疑惑が発覚し、現在起訴中である。

 また宋楚瑜は、郝龍斌がいぜん民進党政権内で大臣職を務め、緑系と合作した経歴を上げ、「糟蹋泛藍選民」だと非難し、さらに父親である郝柏村と国民党主席である馬市長の後援で、立候補者になったに過ぎないと非難し、台北市は更なる発展の可能性を秘め、自分こそが泛藍の正式な候補者にふさわしい事と示した。

 年末の台北市長選挙は馬英九の後継市長を選ぶという意味で、国民党主席を兼任する馬の市長としての実績が問われ、総統を目指す馬英九にとって負けられない選挙である。

 一方、与党側の民進党側も、元高雄市長、元行政院長を務め、民進党で最も実力、実績を持つ謝長廷が立候補し、2008年の総統選挙で政権維持を目指す民進党側も首都の市長の座を奪還することは極めて重要だ。

 現在のところ、世論調査では宋楚瑜の支持率は、前述の両者に大きくかけ離れ、宋が台北市長に当選するのは容易ではない。さらに共に外省人出身の宋と郝は支持層が重なり、宋の立候補表明は郝にとって、大きな痛手であることは間違いないだろう。

---------------------------

http://udn.com/NEWS/NATIONAL/NATS2/3563170.shtml

 上の表は聯合報で公表されていた、近日の台北市長選挙の世論調査で、9月上旬には国民党立候補の郝龍斌が世論調査で五割を越し、優位に立っていたが、(聯合報の国民党系メディアなので、国民党側が優位に書かれることが多い)

 しかし10月になると、郝龍斌の支持率が50%から34%に急低下していることが分かる。聯合報の報道では無党派層の支持率が36%-18%に低下し、これは何よりも反貪倒扁運動が中間層の支持獲得に失敗したことを示し、近日の極端な運動が台湾の支持層に支持されず、結果として国民党の優位性が失われつつあることを示している。

 もともと台北市は外省人の割合が高く、元々国民党支持層が多い場所で、国民党側の方が優位な土地柄だ。しかし陳水扁の罷免運動への反発やや宋楚瑜の立候補表明でどうなるか分かりづらくなった。

2006.10.17

最近の台湾音楽ダウンロードサービスの動向-非合法サービスから合法サービスへ

 音楽交換サービスを行っていたKuroは近日、IFPI財團法人國際唱片業交流基金會)<日本でいうジャスラック>と著作権侵害案の和解を成立し後、Yahoo奇摩と合作することをアナウンスし、業界に大きな衝撃を与えた。http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/061017/2/5d81.html

 Kuroとは台湾の大手P2P業者で、一昔のNapsterと同様に、P2Pを利用した音楽交換サービスを行っていた。Kuroの料金は1ヶ月わずか99台湾ドルで、KuroにUpされている音楽を自由に共有可能にしていた。Kuroの影響力は強く、自分の周りの友人らもほとんどがKuroなどのサービスを利用していて、台湾のほとんどの若者がP2Pで、音楽をダウンロードするのみで、CDで購入する人がいなくなってしまい、台湾中の多くのCDショップが店を閉じたり、音楽会社もCDが売れず、大規模リストラを余儀なくされたり、P2Pが台湾の音楽業界に与えた影響は極めて大きかった。

 Kuroは和解後の9月14日、新会員の募集を停止し、合法的版権サービスに転換することをアナウンスし、また同様に人気のあったP2PサービスのEzpeer+も有料化を開始、国内のネット音楽サービスは合法化に向かい、99台湾ドルでダウンロードし放題の非合法P2Pダウンロードサービスは終結する。

台湾では、過去のエントリーでも書いたが、P2Pサービスが日本のようなアンダーグランドで利用されるのではなく、公に実施され、「台湾版NTTともいえる」中華電信がADSLの販売促進のキャンペーンとして、Kuro3ヶ月無料接続プレゼントのサービスがあったり、P2Pサービスが大々的に行われていた。

 しかし最近になって、ようやくP2Pの規制が行われるようになり、台湾の音楽ダウンロード事情は大きく変わろうとしている。

台湾のダウンロードサービスの潮流は、現在のナップスターとよく似ている定額制のサービスだ。

 台湾Yahooの場合、月々149台湾ドルで、PC上で音楽聴き放題である。台湾の音楽CDの価格が340台湾ドルだと考えれば、149台湾ドルという値段は非常に安い。

 しかしこの場合、CD-Rに焼き付けることや、MP3プレイヤーで持ち運びをすることが出来ない。

 バックアップやMP3プレイヤーで持ち運びたい場合、20-30台湾ドルで曲を購入する必要がある。しかしこの値段の場合、10曲購入した場合、CDを購入する値段とあまり変わらないという問題点がある。

 Kuroによる99台湾ドルでMP3ダウンロードし放題という環境が当たり前だった台湾で、今後順調に合法的サービスが根付くかどうかは分からない。ただ海賊版があふれ、正規版が駆除されかけていた台湾音楽業界で、合法的サービスがどの程度根付くか、興味深いところがある。

中川昭一政調会長、核武装「大いに議論を」

自民党の中川昭一政調会長は15日、テレビ朝日の番組に出演し、北朝鮮の核実験実施表明について「日本が攻められないようにするために、その選択肢として核(兵器の保有)ということも議論としてある。議論は大いにしないと(いけない)」と述べた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061015-00000046-jij-pol

 この中川氏の先走った発言が批判を浴びているようだが、実際に日本が核武装というのは、自分も反対だし、国内世論が受け入れることはないが、北朝鮮の核武装の脅威に対し、日本も核兵器を装備するかもしれないと主張するのは、北朝鮮制裁に消極的な中国向けメッセージにはちょうど良いじゃないのかというのが、個人的な考え。

 ある中国の高官は「もし60年以降、中国が原子爆弾、水素爆弾を所有せず、人工衛星が無ければ、中国は影響力ある大国とは言えなかっただろうし、現在のような国際的な地位も無かっただろう。」と発言し、経済的には発展途上国だった中国が独自の政治的プレゼンスを確保したのは、核兵器を東アジアで唯一核兵器を有した国家であるという部分が大きかったという認識を示していた。

 日本が核武装論を進めた場合、台湾もドサクサにまぎれて、中国に対抗して、核武装をと主張しかねない口実を与え、太平洋での覇権を強め、国際的影響力を強めようとしている中国にとって、もっとも最悪なシナリオな訳で、北朝鮮問題に大きな影響力を持ちながら、北朝鮮内の権益確保や、国防上の都合で、消極的態度を崩さない中国に対する交渉の一環として、日本の核武装論というカードがあることを示すのは間違いないかと、実際に計画を進めるのは大いに問題ありだが。

 最も日本が核武装論を掲げるのは北朝鮮を倒す前に、日本国内の野党や反核団体の批判にさらされて、内閣のほうが先に倒れるため、実現不可だけどね。

 しかし気になるのは、一部マスコミは北朝鮮に対しては歯切れの悪い批判にとどまっていたのに、中川氏の発言に関しては、ことさら大きく取り上げ、遠慮なく、批判する様には、少し苦笑いを浮かべざるえない。

ウォールアート

輪派絵師団というアートグループによる一週間にわたるウォールアートパフォーマンス。

 YouTube内でも大反響を呼んでいるようで、一週間前に公開されたVideoに関わらず、既に35万以上の閲覧で、1600以上のコメントが。

 これを見ていたら、チベット仏教の砂曼荼羅(ドゥルツォン)を思い出した。

▲2005年に制作された観音菩薩曼荼羅:全体図

 砂曼荼羅とは色のついた砂で作成された曼荼羅のことを表す。

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所に載っている紹介では

チベットでは、寺院や団体が何らかの発願をし、その成就を願って執り行なう儀式の中で砂曼荼羅が作成されます。
僧侶たちは瞑想の中で本尊の浄土(曼荼羅)を観想すると同時に、砂曼荼羅という物質的な浄土をも制作します。精神と物質の二つの曼荼羅が完成したところで、儀式によって本尊(今回の場合は観音菩薩)を曼荼羅に招き祈願をします。無事に祈願が終わったところで、本尊には再び本物の浄土にお帰りいただき、制作した砂曼荼羅は一粒一粒の砂にもどして川に流します。

砂曼荼羅のすばらしいのは、完成し、祈願が終わるとともに、製作された曼荼羅を綺麗に掃除し、それを川に流すという行為に、私自身は非仏教徒で、クリスチャンだが、ある種の感銘を受けざる得ない。

 巨大な砂曼荼羅を作成する場合は、数ヶ月必要だと聞く、その数ヶ月かけて造られた巨大な仏画を惜しげなく、瞬く間に放棄する様はある種の神々しさを感じる。

 上の図は2005年に制作された観音菩薩曼荼羅らしいが、この写真の完成後、再び砂に帰り、もう存在しないのだろう。

上記の輪派絵師団の「1week of art works」のすごさも、描かれたイラストよりも書かれたアートを惜しげなく消し、新しいイラストを書き加えていくというパフォーマンスなのだろう。

2006.10.16

戦前の日本のカラー映像

先ほどのエントリーで、台湾でネット公開された映像資料について、書いたが、YouTubeで、過去NHKで放送された、戦前に記録されたVideo画像がアップされていた。

BS特集 カラー映像記録 - よみがえる昭和初期の日本

http://www.youtube.com/watch?v=RopJ6xnZcL4

http://www.youtube.com/watch?v=7o2N9ncAKh0

http://www.youtube.com/watch?v=pzrXMr_4Dec

http://www.youtube.com/watch?v=NInwTilc-lk

http://www.youtube.com/watch?v=T34h5Gah740

http://www.youtube.com/watch?v=svQomRCIGMY

 特に一つ目と、二つ目はアメリカの撮影会社が撮影した昭和前期、戦争以前、繁栄を謳歌していた頃の東京がカラー映像が紹介されていて、昭和前期の東京の様子が撮影されていて、興味深い。

台湾で公開される戦前日本の映像

 近年、台湾では戦前の日本統治時代の資料、文献、映像作品など過去の遺産をネット上で公開する動きがある。

自分も過去のエントリー日治時期台灣歷史數位館など、ネット上で公開されている文献を紹介したことがある。

産経新聞のIZAによれば、 

戦前に制作された日本映画のフィルムが台湾で大量に見つかり、修復作業を終えた一部が先月末からネット上で公開されている。作品は記録映画、劇映画、アニメとバラエティーに富んでおり、日本未発見の映像が含まれている可能性もあるという。
 フィルムは2008年開館を目指す台湾歴史博物館が3年前に収集家から買い取った。戦前に台湾各地で上映されたものと推測される。修復作業の指揮を執る井迎瑞・台南芸術大学教授は「(戦前のフィルムが)これだけ保存状態が良く、しかも大量に見つかるのは珍しい」と話す。

ネットの公開先のサイトは

片格轉動間的台灣顯影http://jplan.thm.gov.tw/

現在「成果展示」が現在、公開されているのは、放送許可証にあたる「准演執照」。当時台湾で放映された映画の一覧が載っている。中には「水戶黃門迴國記」「のらくろ伍長」などが台湾でも放映されたことがわかる

 

戦前、台湾で放映に関する法律には、大正5年(1916年)に制定された演劇及活動写真取締に関する件。そして大正15年(1926年)7月に制定された活動写真「フィルム」検閲規則などが存在し、昭和期に入ると、それら規則はさらに強化され、放映される内容がさらに限定されていった。

 上の写真は「のらくろ伍長」の「准演執照」の一部で、スクリプトの一部が書かれている。

 当時の映画は単純な娯楽としての目的ではなく、新聞、雑誌など出版物と同じプロパガンダだとみなしていた。そのため、日本政府、ならびに総督府の政策を広報するという目的とも担い、政府の広報映像も少なくない。

「影片修復成果展示」には修復されて、公開されている映像がアップされている。まだ公開されていない映像も含めて合計で168あるようだ。

 ただ公開されている映像も全部収録されているのでなく、その一部が抜粋されているだけで、全編公開されているわけではないようだ。

どっちにしても戦前の日本や台湾の風俗を理解を助ける最良の資料になるのでは。

 NHKも戦前に録画され、すでに著作権が切れた作品で同じようなことをやれば良いのにと思うとつくづく思う。

2006.10.12

宋楚瑜が台北市長選挙に立候補することを表明?

 親民党党首宋楚瑜が今年12月の台北市長に立候補する意向であると聯合報が報道した。北市長選舉 宋楚瑜決參選

 宋楚瑜は2000年の総統選挙以来、台湾政局の中心人物の一人であることに間違いないが、2004年の総統選挙で敗北した後、その政治生命は致命的な傷を負い、その影響力は日夜減少している。さらに外省人出身の馬英九が国民党主席に就任した後、宋の最大の支持基盤だった、外省人系の支持も馬に向かい、宋楚瑜の政治生命は終わったと見られていた。

 しかし宋は外省人系を動員して、反陳水扁キャンペーンを続け、現在の陳水扁罷免運動も主導し、その影響力を保とうと必死である。

 宋が罷免運動も主導し、日夜メディアに姿を現し、政治的パフォーマンスをしていたのは理由があるといわれていた。それは台北市長の座を狙うことである。

 現総統の陳水扁、そして元総統の李登輝も台北市長の経験を持ち、次期総統選挙の有力候補である馬英九も現職の台北市長を務めるなど、首都の行政長である台北市長は他の地方とははるかに注目され、台北市長を務めることは台湾総統になる第一歩だとも言える。

 そのため年末に行われる台北市長選挙は今後台湾の政治に強い影響を与えるだろうと考えられている。

 民進党の台北市長の候補者は前行政院院長、日本では総理大臣に値する地位に就いていた謝長廷である。

 謝長廷は2008年総統選挙の民進党総統候補の最有力者の一人で、民進党で最も高い知名度と、実力をもった政治家で、この民進党の立候補者からも、台北市長の重要性がわかると思う。

 年末の台北市長選挙は、現市長兼国民党主席の馬の後任者を決めるという点からも、国民党側は敗北が許さなれないという環境で、国民党側はすでに党内選挙を行い、元新党代表の外省人出身の郝龍斌が立候補することが決まっていた。

 もともと台北市は外省人の割合が多いこともあり、国民党支持者が多い。そのため年末の選挙も郝龍斌が有利という世論調査も少なくなかった。

 今回の宋楚瑜の立候補表明は、台北市長選挙に少なくない影響を与える可能性が高い。宋楚瑜郝龍斌と同様に外省人出身で、支持層がかなり重なる。そのため本当に宋楚瑜が立候補した場合、両者が支持層を奪い合う可能性も生まれ、謝長廷が有利になる可能性もある。

 実際に1998年陳水扁が台北市長に当選した時も、国民党側立候補者が分裂し、そのけっか陳が市長に当選したという過去もある。

 郝龍斌宋楚瑜の立候補表明後、メディアのインタビューに答えて「所有泛藍的支持者,都希望泛藍團結,泛藍的穩定、泛藍的團結,是政局穩定的關鍵因素與力量,盼泛藍支持者支持他成為首都市長。」と答え、藍側陣営の団結と安定こそ、台北市長選挙の鍵となると指摘し、心配を隠しきれない。

 国民党陣営は宋楚瑜が台北市長選挙に出馬することに反対しており、宋楚瑜が出馬を強行した場合、国民党と親民党の合作関係が解消される可能性も生まれてくる。

 その一方、宋楚瑜が台北市長出馬を諦める場合、彼の政治生命は今回こそ終わりだ。

 正確に言えば、2004年の落選で既に政治生命を終わっているが、あらゆる策を弄して、たとえ同盟者を踏み台にしようとも、その政治生命を延命しようとしている。

そのため宋楚瑜の今後の出方は注目に値するのでは。

2006.10.10

祝中日優勝

 いちおう愛知出身なので、最近あまり野球は見なくなったとはいえ、やはり地元のチームが優勝するのはうれしい。

 中日優勝を記念して、某占い師の今年のペナントレース占いのキャプチャー。

 今から見ると、なかなか感慨深いものがある。

続いて、楽天の中日ドラゴンズ優勝おめでとうセール

 楽天って自前のプロ野球チームを擁していたような気がしたが、この節操の無さが楽天らしく、涙をさそう。

Nike+で日本語ページもとうとう開設

 最近、少し太り気味なので、ipodをお供にジョギングするようになってきた。

 音楽を聞きながら、ジョギングするというのは、思いのほか気持ちいいもので、三日坊主で、運動があまり得意じゃない自分も何とか続いている。

 そうなると気になってくるのはアップルとNikeがコラボして、発売するNike+iPodだ。

Nike + iPod. Tune your run with the Nike + iPod Sport Kit.

アメリカやヨーロッパのほうでは、すでに発売が始まり、日本のHPでもすでにレビューを行っているページも増えてきた。

http://www.eiga.com/extra/060801/index.shtml
http://www.eiga.com/extra/061001/index.shtml

http://www.29man.net/blog/2006/09/nikeipod_0e15.html
http://www.29man.net/blog/2006/10/nike_time_run__dad9.html

これらを見た感じではなかなか面白そうに見える。

 このNIKE+はhttp://www.nike.com/nikeplus/ページを利用し、自分の記録を更新する。最近まで地域がアメリカ、ヨーロッパなどしか選べなかったが、日本語も選べるようになっていた。

 10月28日発売のようだが、いよいよ発売が近づいたみたいだ。

 今まで、あまりNIKEの靴を買ったことが無かったが、これを見ていたら、むくむくと物欲がわいてきた。

2006.10.09

MRT建設の際のごたごた騒ぎ

 台湾総統に就任している陳水扁が総統選挙に勝利した要因の一つが台北市長時代の成功だといえる。現在陳水扁の支持率は低迷しているが、台北市長時代の陳水扁は優れた市長だったことは間違いなく、市長時代の成功が彼を台湾総統の座に就かせたと言っても過言でない。その成功の一つが、交通システムの整備だといえる。

 国民党独裁時代、反攻大陸を唱え、アメリカからの援助、または国庫の多くを軍備費に費やし、台湾内部のインフラ整備を軽視し、まともな都市計画を行わなかった。

 日本終戦の末期、総督府は既に台北の地下鉄建設計画があったが、その計画は国民党は反故にし、けっきょく実現されなかった。

 蒋経国時代、台湾経済は発展し、台北はアジアを代表する大都市に発展し、台北市ではおよそ250万人、台北県350万人ほどの人々が住居する一大都市圏に発展した。

 その反面、地下鉄など都市輸送システムが建設されず、多くの人々が時間が不規則なバスか、原付を利用するなど交通システムが未発達で、いびつな都市だった。

 1988年、そうした問題を解決するため、MRT(Mass Rapit Transit)建設を決定されその受注先はフランスのマトラ社に決まった。

しかしフランスのマトラ社がMRT受注を受け持った理由は技術的、経済的理由ではなく、極めて政治的な理由だった言われる。

 とうじ台湾はフランスから、フリゲート艦を輸入することを決め、軍備増強を決めた。しかし国際的に孤立し、弱い立場の台湾は武器輸入してもらうかわりに、MRTの受注先をフランス企業であるマトラ社にすることを余儀なくされた。計4000万億台湾ドル(日本円で約1兆2000万円)の契約を交わした。

 しかし問題が続出した。

 マトラ社が納入してきたシステムはヨーロッパのフランス平原を前提にしたシステムで、台北のような複雑な盆地が入り組んだ土地を考慮した造りになっていなく、工事は難航し、走行実験中も電車の火事、脱線事故など事故が相次ぎ、当初の予算が膨れ上がった。

 その結果91年完成予定だった木柵線の完成は遅れに遅れた。受注先のフランス企業マトラ社にも非難が殺到した。

さらに汚職事件も発覚した上に、駅に整備されているゴミ箱一つの購入価格が数万元であるという不透明な会計も非難の的にされた。

 その上、木柵線受注元のマトラ社は無責任にもMRT建設から撤退すると発表し、台北のMRT建設は混迷を極めた。

 挙句の果て、当時台北市長の黄大洲は木柵線の完成を諦め、それをマラソンコースに改造し直すという提案をして、台北人に「1兆円以上もかけて、完成するのはマラソンコースかよ」と眩暈を起こさせた。

 このように台北MRT建設を混迷を極め、それを強烈に批判した当時、民進党台北市長候補者陳水扁が、国民党の黄大洲を破り、台北市長に就任した。

 陳水扁が就任した後、混迷を極めたMRT建設をなんとかまとめて、完成にこぎつけたという経緯があるため、陳の声望は高まり、(点では今じゃ見る影も無いが)一躍民進党の総統候補になった。

日中首脳会談中の台湾に関係する発言

先日行われた日中首脳会談では、日本のメディアは日本と中国の関係修復、ならびに北朝鮮核問題に焦点を当てた報道で、台湾問題に関する日本側の報道がないようなので、

 温家宝は日本に対し、一つの中国政策の承諾を遵守し、中国の平和統一の支持するよう訴えたのに対し、

安倍首相は、 日本は日中平共同声明に従い、一つの中国政策を堅持し、「二つの中国」、「一中一台」を推進せず、台湾独立を支持しない、そして両岸海峡の一方的な改変に反対すると答えた。新華社電

 すなわち中国による台湾への武力侵略には反対する反面、台湾側の独立運動にも反対し、現状の維持を主張した。

 安倍首相誕生後、台湾の陳水扁総統は「安倍氏は非常に尊敬する政治家で、知台派でもある」と安倍政権誕生を歓迎し、親台派といわれた祖父の岸信介元首相と同様、台湾重視姿勢を取るのではないかと見られていた。実弟の岸信夫参院議員が今年4月に自民党若手議員が旗揚げした「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の会長に就任しているなど、安倍首相も親台派と見られた。実際に2004年陳政権の誕生の際、自民党代表として、陳政権誕生のレセプションに参加するなど、台湾を重視する姿勢を見せていた。

 しかし安倍首相は首相就任後、そうした内外から心配を払拭するために、村山談話を引き継ぐことを発表し、靖国参拝の是非を明言しないなど従来の保守的姿勢を修正した発言を繰り返していた。

 安倍首相は日中関係改善のため、台湾も取引材料として利用したと見られる。

中国で鳥人間コンテスト

上の写真は日本の鳥人間コンテストに参加した飛行機の一つ。
*http://user.cnet.ne.jp/t/takasada/default.htm

 

そしてこちらが先日

中国で初めて行われた鳥人間コンテスト(中国名=鳥人飛行大賽)の様子

Photo

 中国伝統の気孔かなんかで、飛ぶのかもしれません。

2006.10.08

「台灣人認同」超過六成

図表民進黨電子報

 現在台湾が抱える政治問題、国際問題、とくに中国との関係について、論じる際、無視できない要素として、台湾人ナショナリティの問題をあげることが出来る。

 日本では在日朝鮮人など一部のエスニックグループを除き、自らのナショナリティに疑問を持つ人は少ない、しかし台湾ではその歴史的経緯の複雑性から、分裂したナショナリズム(國家認同)を抱え、台湾問題を語る際、避けて通ることができない要素となっている。

「台灣人認同」超過六成

 民進党の世論調査センターは1995年以来、合計77回、台湾ナショナリティに関する世論調査を行い、最新の調査結果ならびに、1995年以来の台湾認同の変化の趨勢について発表した。この調査によれば1995年以来、台湾人意識を有すると答えた割合が徐々に増加する傾向を持ち、2004年の総裁選挙後、6割以上の人々が自分が台湾人であると自認するようになっている。一方、中国人意識を持つ人々は18-20%を維持し、中国人意識、台湾人意識共に持っていると答えた人は15%以下に減少していると発表した。

 民進党世論調査センターは1995年以来の変化を三段階に分類することが出来ると公表している、そのキーワードは総統選挙の実施である。

 第一段階は1996年の第一回総統選挙の実施、第二段階は2000年の陳政権の誕生による、台湾初の政権交代、そして第三段階は2004年の総統選挙で、第二次民進党政権の誕生である。総裁選挙を期に台湾人のナショナリズム意識は明らかな変化を遂げている。

 1996年の総統選挙の際では、台湾のナショナリズム意識は大きな分裂が生じていた。その中では「中国人意識」が最も多く35%を占め、続いて「台湾人意識」を持つ割合が32%、両方とも答えた割合は28%前後だった。

 しかし1996年から1999年12月までの間に、台湾人のナショナリズム意識は少なからず変化した。「台湾人意識」を持つ層が15%増加し、47%という結果となり、約過半数の民衆が台湾人意識を共有するようになったのに対し、「中国人意識」の割合が約2割に減少した。一方、台湾人意識、中国人意識共にあると答えた層は28%程度を維持している。

  第二段階は2000年の総統選挙時期、この時期は「台湾人意識」が過半数を超え、台湾人意識を有する層が安定上昇した。

 しかし2002年9月、台湾人意識が一時的に減少した時期がある、これは陳政権が農会との関係が悪化し、陳政権の支持率が減少した時期と一致する。

 しかし「台湾人意識」が減少しても、それは中国人意識が上昇したのでなく、2003年、総統選挙が白熱化すると共に、台湾人意識は再び上昇し、6割以上に増加した。

 そして世論調査センターは2004年の総統選挙の際、民進党は新憲法制定の議題などを取り上げ、台湾人意識が増加したと分析している。その一方、中国人意識を持つ層は20%以下に減少した後も、その一定数を保ち続けている。

参考.民進黨電子報:http://www.dpp.org.tw/news/pub/News.asp?ctyp=NEWS&catid=9159&ctxid=9167

 この調査は民進党が行ったもので、その客観性という点では多少問題があるかもしれないが、この10年間、すなわち民主化が実現された後、台湾人のナショナリズムは意識がどのように変化したのか、特に総統選挙の実施が台湾のナショナリズムにいかなる作用を働いているのか、理解するのに参考になるだろう。

 地方選挙や立法院議員選挙では、経済問題など現実的問題が議題になるのに対し、国家元首を決める総統選挙の際では、台湾人認同の問題がピックアップされ、その選挙活動自体が台湾人意識の共有を強めるという作用を働かせているとも言える。2004年の総統選挙の際でも民進党は2月28日、228事件の記念日に中国の軍事的圧力に反対を表明するという名目で、台湾全土で人間の鎖を作るという大規模な活動を行い、この運動では2、300万人の人々がその運動に参加し、そのけっか選挙自体が台湾人としての共通経験を創り出し、台湾人としての意識がさらに明確になるという役割を果たした。

 同時にこうした台湾人意識の高揚は、選挙の投票活動にも大きく影響している。先に述べたように第一次陳政権の後期では農会の問題、原子力発電所の建設問題など、陳政権は様々な問題を抱え、支持率も低迷した。しかし総統選挙が近づくにつれ、陳水扁は台湾人ナショナリズムの担い手になることに成功し、政権を保持することに成功した。

 世論調査では一貫して、優位だった国民党候補者の連戦は結局、この潮流に乗り切ることが出来ず、総統選挙の二度とも敗北に終わっている。

事実、1996年の総統選挙以来、李登輝、陳水扁と台湾ナショナリズムの潮流に乗ることが出来た候補者が選挙に勝利している。

 2008年に予定される第四回総統選挙も同様の傾向を見せるかどうかは不明だ。第二次陳政権は罷免運動が続き、逆風にさらされ続けており、民進党にとって、2004年の選挙以上に難しい選挙であることは間違いない。またカリスマ性が全く無かった連戦とは異なり、2008年の選挙では人気もある馬英九が出馬すると見られ、2000年、2004年とは環境が異なる。しかしどの候補者も台湾ナショナリズムの潮流を無視することは難しいだろう。

2006.10.04

アーティスト成分表とやらを入れてみた。

VeenaというHPで、iTunesに登録している曲のアーティストの割合を表示する「アーティスト成分表」を自分のブログに貼り付けれるサービスが始まっていたので、ためしに自分のBlogにもつけてみた。

 しかし自分の「アーティスト成分表」のトップがMiles Davisで、次がBeatles、そのほかBill Evans、John Coltraneと60,70年代のアーティストが並び、とても二十代の人間のリストとは思えないなとおもった。

 論文などを執筆する際、集中力を高めるため、Bill EvansなどのCDを買うようになってから、Jazzを聞くのが趣味の一つになって、Jazz名盤を中心に買いあさっていたので、今のitunesもJazz中心だ。以前ちょこちょこ買っていたチャイナ系のCDは最近はほとんど聞いていない。

 このリストに入っている唯一の日本人アーティストがBonnie PinkとThee Micchelle gun Elephantって、脈略が全く無いというか我ながら意味が分からない。両方ともすきなのは変わりないのですが、というか両方とも少し古いCDで最近はほとんど聞いた覚えが無いのだが。

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