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2007.01.31

Vistaはゲーマー向きのOSなのか?

1月30日、Windows Vistaが発売された。

 メディアではVistaの特徴のひとつにゲーマー向きのOSであると喧伝し、ビルゲイツもcnetのインタビューでVistaのメリットのひとつとして<「DirectX 10」採用のゲームで楽しみが広がります。>

と語り、XboxLiveとの一体化など、ゲーム用の機能が強化されたが強調されている。

 特に最新のDirectX10がVistaのみに対応し、今後、3DがゲーマーにとってVistaの発売が、再びPCゲームが復興する可能性を強調する記事もあるかのようだ。

 以前はよく好んでFPSをやっていたが、最近はあまりゲームをやらなくなってしまったが、Vistaがゲーマー向きであるというメディアの宣伝には妙な違和感を感じる。

 ゲーマーがOSに最も望むことは極めてシンプルだろう「軽いこと」、「安定していること」の二点。ゲームのパフォーマンスを落とすような無駄な動作はしないことだと思う。

 現在大半のゲーマーが利用しているのはXPだと思うけど、XP移行もかなり消極的だったと思う。むろんそれはパフォーマンスの問題である。

 Doom、QuakeなどFPSの場合、ゲームの肝はシングルプレイではなく、マルチプレイがメインになり、、対戦ではPCのパワー、回線の太さなどが対戦に直接影響を与えるため、限られたハードでいかに解像度を上げ、反応速度を上げるのか、設定をチューニングして、より高いベンチマークを挙げることに熱狂していたと思う。

 ではMSがゲーマー向けOSだと強調するVistaは、ゲーマーにとって、本当に移行に値するOSなんだろうか。

ゲーマー向けハードウエア情報が豊富なToms HardwareにVistaとXpのベンチマークの比較が掲載されていた。

Toms HardwareGameplay Stinks with RTM Vista and Current Drivers

参照元
http://www.tomshardware.com/2007/01/17/gameplay-only-gets-worse-with-vista/page7.html#3dmark05
http://www.tomshardware.com/2007/01/17/gameplay-only-gets-worse-with-vista/page8.html

上記のアドレスが<gameplay-only-gets-worse-with-vista>と表記されている予想以上に惨憺な結果だと思う。

 ゲームの指標として使われることが多いDoom3の場合、Xpのベンチマークと比較して、Nvidiaの場合、12%から27%のパフォーマンスの低下、ATIでは、-59%から-74%の低下。そのうえ、2560X1600という解像度では動作できないという結果だ。

 ドライバーがまだ未整備で、ゲームもVista向けに最適化されていないのが、理由なのかもしれないが、パフォーマンスの低下が著しい。

 Toms Hardwareでは他にも、Fear、Obilivionnなど有名ゲームでも比較しているが、そのほとんどが10%以上のパフォーマンスの低下が見られた。

 メディア向きではVistaはゲーマー向きのOSだと喧伝し、Vistaの利点を強調しているが、本当にゲーマーが欲しているOSとはゲームを快適に動作することが出来るOSで、現状のVistaはゲーマーにとって、全く悪夢のようなOSだと思う。従来のゲームではパフォーマンスが著しく低下し、ゲーマーがOSをバージョンアップする利点が全く無いにもかかわらず、現状ではDirectX10はVistaしか搭載されず、今後発売されるDirectX10対応のゲームはVistaでしか楽しめず、他の選択肢が無い。

家庭用ゲーム機の場合、他のゲーム機を買うという選択肢があるが、残念ながら、MSが市場をほぼ独占しているため、他の選択肢が無い。

 近年では、PCの得意分野だったはずのFPSもHaloやGear of warのように家庭用ゲームに開発の主軸を移しつつあり、PCゲーマーにとっては、物寂しいところがあるのだけど、それはVistaの登場でもかわりそうもないのなかというのが、今のところの感想。

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