商務ビザで、中国から乞食が遠征
丐幫とは強いて訳せば「乞食ギルド」とでも言うべきか。乞食らによるある種の扶助組織である。 丐幫と聞けば武俠小說が好きな自分にとって、すぐに洪七公とかを連想して、小説の世界を連想させる存在だ。しかし丐幫と呼ばれる乞食組織は、綿々と存在し、現在も実在する組織だといわれている。
7月18日の自由時報の報道によれば、その活動範囲はすでに中国各地へ拡散し、そして商務ビザで台湾まで遠征に来る乞食もいたというから驚きである。
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中国籍の梁と同僚の鄧は「商務訪問」の名目で台湾を訪問した。しかし実態は昼間は台北県のMRT駅で乞食を行い、そして一日に一万台湾ドル以上、稼いでいた。
警察がMRT駅で彼が乞食をしているのを見つけ、職務質問をしたところ、耳が聞こえない振りをしてやり過ごそうとした。しかし警察は人民元を持っていたため、中国からやってきた事が判明した。さらにかれらは「廣東深圳市迪深實業發展有限公司副理」という会社名義の「商務ビザ」で台湾に訪問していたことが判った。
五十三歲の鄧は、右腕がなく、さらに左指も欠けている身体障害者で、警察の調べに対して、双方の一日の乞食の収入は1万元で、手元の3万元は台湾での乞食の成果だった。
梁は警察の取調べに対し、もともと乞食を生業とする彼は、今年6月1300人民元で、広東省の旅行社に申請し、來台し、二日日間様子を見ていて、乞食業を開業したところ、今回、警察に捕まった。警察に対し、台湾に来た目的は金稼ぎで、乞食で金銭が貯まれば、すぐに立ち去る予定だったと答えている。
台湾だけでなく、東南アジアでも活動?
警察の調べによれば、両名のパスポートには、マレーシアに4回、シンガポールに1回などアジア各国にも入国した記録があり、。毎回、ビザの期限内に出国していた。
警察は逮捕された両名の背後に、丐幫組織があることを疑っている。
両名が中国の丐幫組織によって派遣され宿、人脈、滞在先などの情報を開拓に来た事を疑い、同様の丐幫グループによる來台があるかどうか、警察は再捜査中との事。
警察は両者が申請した「商務ビザ」とは目的が異なるため、出国および移民法違反で、移民署の収容所に移された後、強制出国の措置をとるとの事。
参照元:自由時報
http://www.libertytimes.com.tw/2007/new/jul/18/today-t1.htm
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大学新卒の月収が2万台湾ドルぐらいの台湾では、一日に1万台湾ドルという収入はかなりのもので、乞食がそれほど収入を上げていたというのは驚きで、何よりも中国から乞食が台湾まで遠征してくるのは、二の句が出てこない。
丐幫といえば、小説の世界を思い浮かべるが、現在も活発な活動をしている用で、あんがい台湾だけでなく、日本にもすでに中国の丐幫が押し寄せてきているかもしれない。
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