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2007.12.20

久しぶりの台湾ネタ

韓国の大統領選を踏まえて、久しぶりの台湾ネタ

 最近、台湾のニュースをBlog上で書くことは減っているが、韓国の大統領選の結果、そして謝長廷の訪日という二つの件を踏まえて、来年の総統選の予想。

 韓国では10年ぶりの保守政権が生まれ、台湾でも民進党関連の汚職疑惑などが相次ぎ、陳水扁現総統も親族が汚職で起訴され、支持率も低迷気味なので、台湾でも政権交代交代が生まれるのかという可能性も低くないわけだけど、

 自分の台湾の総統選の予測は選挙当日にならなきゃ、どっちが当選するか、結果は分かりません。

 分からないという予測は、全く予測になっていないのだけど、分からないものは、分からないのでしょうがない。

 その理由は、

1.台湾メディアの世論調査は全く当てにならない。

 台湾メディアは何らかの政治的背景が強くて、公表されている世論調査は政治的意図が含まれているため、基本的に参考にならない。
4年前の総統選挙の際でも、メディアは一貫して、国民党側が有利であるという世論調査を載せていた。しかし結果は接戦の末、民進党陣営が勝利している。

2.双方とも基礎票が固い。

 基本的に北部の国民党支持者、そして南部の民進党支持者の投票行動は何があっても変わらない。こうした票を台湾では鉄票と呼ばれている。今回もそれは変わらない。ただしそうした鉄票は双方とも過半数を超えていない。

3.中間層の動向が選挙を決定付ける

 双方とも、揺ぎ無い鉄票を持つ一方、それが過半数を超えることが無いため、台湾の総統選挙の行方は、日本で言う無党派層、台湾では中間層と呼ばれる双方 の党から、距離を置いている層が勝敗を決める、そうした中間層の票の行方は正直、予測が難しいため、今回の選挙も接戦になると思われる。

4.地方選挙と総統選挙では投票活動が異なる

 近年、民進党は高雄市長選挙を除いて、苦戦が続いている。そうした選挙の苦戦が、総統選挙でも影響するかといえば、そうとうとも限らない。すなわち地方選挙では利権や、地方の人脈が大きな影響を与える一方、総統選挙では利権以上に、ナショナリズムが強く影響する。そのため、地方選挙の 結果が、そのまま総統選挙に当てはまらない。

5.台湾ナショナリズムの支持を受けた人間が結局当選すると思うよ

 台湾はその複雑な政治背景、国際関係から、台湾ナショナリズムが総統選挙に強く影響を受けていた。97年の李登輝のように、藍、緑系双方の支持を受けることが出来る政治家は未だいない。 そのため今回の選挙でも、かなりの接戦じゃないのかな。

 それよりも個人的に興味があるのが、投票率がどの程度になるかという点。台湾の選挙は日本でも過去、度々、報道されたことがあるが、かなり熱い選挙が繰 り広げられていた。選挙自身が一種のナショナリズム運動のひとつだったといえるのかもしれない。全国的な総統選挙という活動を通じて、党派に関わらず「台 湾人」という共通の概念を広めていったともいえる。

 台湾の抱えている問題の一つはその複雑な歴史背景から共通のナショナリズムを持たないという点を挙げられるのかもしれない。たびたび「台湾人」か「中国 人」なのか、問われることが多々ある。しかし選挙という活動は対立、競争にも関わらず、共通の体験から「台湾人」という共通のナショナリズムを育む活動 だったとも言える。事実、世論調査では選挙を経るごとに、党派の支持に関わらず、自身が台湾人であるという意識を強めるという結果が生まれている。

 ただし度重なる政治の混乱から、国民は台湾政治に対して、双方支持層に関わらず、ある種の失望があるように思える。今回の総統選挙も過去のような熱気を帯びるようになるのか、正直分からない。

 単純にこちらが、病気療養中で、台湾のニュースをあまり見ないため、台湾内部の事情に疎くなりつつあるだけ、というだけかもしれないが。

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コメント

台湾立法院選、野党国民党が圧勝 与党、総統選に打撃

国民党 81議席
民進党 27議席

総統選の前哨戦は国民党の勝ち

http://www.asahi.com/international/update/0112/TKY200801120211.html

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