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2009.08.21

北京訪問中の高金素梅に対し、台湾内部からも批判

 先日の台風8号によって、多くの原住民の集落が被災している中、北京訪問をしている高金素梅に、台湾の原住民出身の議員などから、与野党関わらず、非難する声が高まっている。日本でもメディアなどで、報道されるため、注目されやすい高金素梅だが、必ずしも台湾の支持を得ているわけではないということで、自由時報に掲載されている記事を訳してみた。自由時報

 今回の訪問団の一員として招待されていた原住民立法議員の簡東明は、今回の訪問団は高金素梅が集め、中国の高官と接見すると説明していた、しかし現在の災害状況が非常に厳しいため、北京訪問をキャンセルし、被災者と共に、この困難を乗り切る事を決めたと説明した。

 国民党の原住民議員である孔文吉は高金を非難し、「国難を目の前にして、メディアの前のみ、災害状況を喋るのは止めるべきで、被災者と共にいるべき。2008年に起きたモーラコット台風の時でも、高金は北京オリンピックに参加し、台湾が災難の時、毎回、中国に行き、まったく不不適切だ。

孔文吉は高金に対するさらに不満を述べ、原住民集落は満身創痍で、物資は足りつつあるが、問題は公有地に仮家屋を設立し、被災者を安全な場所にすむ場所を確保しなくてはならない。中国政府が何の役に立つのか?と

 また民進党原住民議員の陳瑩は、政府の救援活動に対する力不足に直面している今、立法議員は被災者を助け、政府を監督し、救援活動にあたるべき。とくに原住民集落の中には壊滅的被害を受けている受けている中、中国を訪問し、中国人観光客を原住民集落に招来するというのは、おかしいのでは。と厳しく非難している。また今回の訪問団の中に、公務員がいる事について、被災した村民だけでなく、今こそ、皆で力を合わせて救援活動をすべきなのに、「87名は、なぜ被災地の救援活動に参加しないのか」

 今回の災害の最中では、高金は日本の靖国神社で抗議し、帰国後ではメディアのカメラの前で、目立とうとするばかりで、本当に救援活動にあたっている議員はメディアに出てくる時間すらないのと批判し、 中国の高官に会いたければ、勝手に会えばいいのに、なぜ救援活動という口実に利用するのか、原住民は皆、中国へ行けとでも言いたいのか」と、高金の活動に対して、強い不満を表している。

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民進党議員の陳瑩

 ある議員は、同じ原住民から選ばれながら、ある人は泥まみれになって、頑張っている中、ある人は、毎日、奇麗な服装をして、メディアの注目を浴び続け、この違いはいったい何なんだと不満を漏らしている。

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 台湾の選挙には、原住民選出枠というのが存在し、もともと少数派の原住民の声を、国会内で反映させやすいように、行われている措置だが、逆に言えば、原住民枠選出は、もともと投票者も少なく、比較的、選出されやすい。もともと父方が外省人で、原住民とはあまり関係ない高金が原住民として活動したのは、このような背景があるからだ。

 

 その他の問題として、胡錦濤は高金との面会中、台湾少数民族代表団と何度も強調し、台湾原住民らが、二十年の運動の末、獲得した「原住民」と言う名称を軽視し、さらに台湾原住民を中華民族の一部に組み入れようという発言に、何ら反応もしていない。


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