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2009.09.30

ラビア女史の台湾入国拒否に対する反応

 先日、馬政府がカーディルラビア女史の台湾入国拒否に対して、様々な反応。

ラビア女史の反応

ラビア女史本人も今回の入国拒否に対し、記者会見を開き、馬政権の対応を批判している。テロリストであるという発言の取り消しと、謝罪を求めている。

 会見では、「中国の獄中から釈放されてから、すでに28カ国を訪問しているが、台湾以外、いかなる政府からも入国拒否を受けた事は無い」と述べた上で、「アメリカ政府も彼女の出獄を協力しただけでなく、彼女がウイグル人の自由のため戦うのを支持している」と述べている。

 「もし台湾政府が時期が不適などその他の理由で、訪台が不都合であると説明するなら、まだ受け入れる事ができます。しかし最も失望し、傷ついたのは、台湾政府が中国政府と同様の口実で、入国を拒否したことで、民主主義国家がこのような対応をとることは、非常に驚きで、失望しました」と述べ、

「台湾内政部が主張しているのは無責任な煽動で、政府が彼女の訪問を禁止するのは、軽卒で、賢くないこと。」と馬政権の対応を非難し、「私は台湾の未来にとても憂慮しています、台湾の人々が共産主義の陰に覆われようとしている」と主張した。

 またウイグル協会秘書長のDolkun Isaをテロ人物であると台湾当局が指摘していることについて、ラビア女史は、中国が提出したテロ名簿で、アメリカ、ドイツが何年も調査した結果、証拠が上がらず、ドイツは公民としドイツに居住させている。韓国もIsa氏を中国の要求に従い、中国に移送することはしていない、このことは中国が主張するテロ組織の名簿を国際社会は認めていない事を示している。

 馬政権の対応を批判した上で、ラビア女史は、招待した台湾住民らに失望させたくはないし、台湾訪問の計画を放棄する事はせず、予定通り、ビザの申請を行うと表明し、中国が彼女が台湾に行くのを畏れるのは、台湾人が新疆とウイグル族が置かれた現状を知る事を恐れているのであり、彼女とウイグル協会は平和的なアプローチで、ウイグル人の自由と民主を目指し、あらゆる暴力行為には反対しているとテロ組織ではない事を記者会見で強調した。

 ラビア女史は、実際にはまだ台湾に対して、ビザの申請を行っていない。しかし今回、ビザ申請を拒否するという馬政権の決定に関わらず、実際に申請を行うつもりのようだ。

 かりに、ラビア女史が台湾当局に対し、ビザを申請した場合、馬英九が批准、あるいは拒否、どちらを選んでも、改めて非難を受ける事になるだろう。

高雄映画祭の反応

 高雄映画祭では、ラビア女史のドキュメンタリー映画を、映画祭が行われる前の9月22日、23日に放映する事で、この騒動を幕引きする予定だった。しかし今回の騒動で、反響が予想以上に高くなってしまい、見る事が出来ないという人が大勢いて、映画祭開催中も上演すべきという声が高まっていた。

 この反響に対して、映画祭実施中も上演する事が決まった。

 もともとこの映画に対する台湾の人々の関心はあまり高くなかったと思うが、中国側の圧力によって、逆にこの問題に対する関心が高め、台湾ナショナリズムを刺激するという結果をもたらしている。

http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/sep/28/today-p4-2.htm

民進党の反応

民進党は中国の建国記念日にあたる10月1日にあわせ、ラビア女史のドキュメンタリーを台湾各地で上映会を開く事を表明している。

http://www.nownews.com/2009/09/28/91-2512356.htm

一方、高雄市長の陳菊は今回の再演の決定について、民意に基づくもので、台湾は多元社会で、つねに異なる意見がある。予定より早く放映したのは、人々にこのドキュメンタリーの内容を理解してもらうためで、その後人々がさらに上映することを求めたため、今回の企画団体の意図を尊重して、上映する事を決めたと発表し、言論の自由は譲歩する事はできないと主張した。

 国民党、台湾経済界、そして中国の圧力を受ける一方で、支持者からは放映を求める声が高まる一方で、陳菊市長の立場はなかなか辛い立場にいる。

中国の圧力

 一方、中国の引き締めは確実に表れている。

4月では2500人の中国観光客が9月に400人に減少し、10月の予約はほとんど取り消され、0名になっている。高雄市内のホテル業者は、今回のラビア女史の映画上映に強い懸念を示している。

http://www.nownews.com/2009/09/28/91-2512418.htm

国民党 吳敦義の反応

 高雄映画祭で、ラビア女史の映画を再上映する事に、国民党、特に国民党系高雄市議会委員などは強く反発し、

陳菊市長は民進党内部の権力争いのため、高雄を犠牲にしたと非難し、高雄の観光業界に大きなダメージを与えたと中国を刺激したことを強く非難した上で、映画祭と映画祭を主催した高雄図書館の予算を削除すると抗議の姿勢を見せている。

http://www.nownews.com/2009/09/29/91-2512481.htm

一方、行政院長の吳敦義は、ラビア女史の謝罪要求については、政府はラビア女史本人がテロリストであるとは述べていない。これは誤解であると釈明した上で、謝罪には拒否した。また中国からの圧力ではないと否定している。

 しかし映画の上映に関しては、言論の自由に属するので、反対しないと表明している。

http://www.nownews.com/2009/09/27/301-2511854.htm

 この映画を巡る様々な政治的問題はまだまだ続きそうだ。

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