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2010.01.23

「馮正虎對日本政府的看法 」(日本政府に対する見方)

中国の民主運動家 馮正虎氏が中国政府に帰国拒否され、成田国際空港の入国審査場の手前の制限エリアで、長期滞在を続けている。成田空港に滞在し始めてから、すでに80日を超えた。 この問題はBBCなど世界各国で大きく報道されているのに、日本ではあまり報道されていないという不自然な状態が続いている。 77日過ぎたところで 馮正虎氏が「馮正虎對日本政府的看法 」(日本政府に対する見方)という公開文書を発表していたので、訳してみた。
「馮正虎對日本政府的看法 」(日本政府に対する見方)

 2010年1月20日、私が日本の制限エリアで寝泊まりするようになってから、78日目になります。本日午後3時、日本の与党衆議院議員で公選法改正特別委員長を務める牧野聖修議員が法務省の官僚とともに、慰安に訪れてくれました。わざわざ私に訪問してくれた事をひじょうに感謝しています。牧野議員は私が成田に滞在する事になってから、面会した初めての日本人議員で、中国の人権問題に関心を持つ人です。牧野議員との会談後、取材会場で、新聞など各メディアの取材を受けました。取材に訪れたのはアサヒテレビなど日本メディアが7,8社、それから自由アジア放送局、亞洲週刊という中国語メディアでした。 牧野氏との対談と、記者会見で発表したのは以下のような内容です。一人の中国公民が中国から日本に強制送還され、日本の空港で寝泊まりする事になってしまったこの事件に対する、わたしの日本政府に対する見方です。
 まず牧野議員が訪問してくれた事を感謝したいです。中国政府関係者の違法行為によって、その結果、私が日本に迷惑をかけている事に対し、おわびしたいです。 私が中国から入国拒否され、日本の空港内で寝泊まりする事になってしまった事件は中国にとっては人権問題であり、日本にとって、この問題は主権問題といえます。ですから日本政府が中国人の人権問題に関心を持っていなくても、自国の主権問題に対しもっと敏感になるべきだといえます。
 わたしは日本政府が中国公民の帰国する権利を保護するようにとは期待していません、このような期待と要求は法的根拠を持たず、現実的でもないです。中国公民が自国に帰国できるかどうかは中国政府、中国の民衆が解決すべき問題で、外国政府や企業は中国役人による違法な悪事に手をかさず、中立を保ってくれればいいと思っています。
 2009年11月4日、中国政府関係者は、日本航空の従業員や、日本の飛行機を利用し、中国公民を暴力的手段で、日本まで拉致してきたというのは非常に荒唐無稽で、中国人にとって、国恥だといえます。私が断固として日本入国を拒否するのは私の人間としての尊厳を守るためであり、中国の尊厳と日本の尊厳を守るためです。中国政府関係者は日本の力を利用し、自国の同胞を迫害している。しかし私はこのようなことではあきらめない。
現在、日本政府がわたしを助ける事でできるのは以下の二点です。第一に人道主義の立場から、しばらくの間、日本の空港内で寝泊まりすることになってしまった私が、健康的な生活をおくることができるようしていただきたい。たとえば、 弁当などを購入するため、 入出国ゲートへ行けるようにしてくている事、毎週一度、入浴できること、飛行場で太陽に当たれる場所に行けるようにする事、また夜、安全に睡眠できる場所を提供している事。また日本の親類が空港に入り、、食料など人道援助を与える事を許可することなどです。
第二に日本の主権上の立場から、日本の国土交通省の関連部署が、「日本で経営されている航空会社は、日本の法律と各会社の商業規則を遵守し、上海の地方当局による非合法的な指令に従う必要はなく、日本の主権国家内で合法的パスポートを持っている旅客が帰国するのを違法に拒絶するのを許可しない」よう通告することを求めます。
以上の二点が、わたしの日本政府に対する願いです。
 もし日本政府は「普通の国家」になろうとしているのを意識していて、小沢一郎氏が「日本改造計画」で述べた「 片肺国家」にならないようにするためには、日本は自国の主権問題とその国際社会に与える影響力を重視してもらいたい。日本政府が私が中国に帰国ができず、日本で野宿する事になった事件に対し、三点の反応と考えを示すべきです。 一点目に、日本は「自由、民主、人権、法治という普遍的価値を有する民主国家で、国際連合の一員です。国際連合憲章と普遍的価値観に重大に反する違法な主権侵害事件が起きて、日本の領土上で78日間も放置されている事に対し、見てみないふりをしないで、遅かれ早かれ、この問題に対する態度を公開してもらいたい。
二点目は日本は主権国家であり、中国政府関係者が中国公民を拉致し、日本の領土内に放棄し、無視するという事態に対し、両国間で秘密協定がない限り、さもなければ、たとえ日中両国政府が友好だとしても、日本はこのような明らかに日本の主権を侵犯するような中国の行為を容認すべきではない。 正常で、普通の国家にはプライドとその限度があり、形式的でも中国大使館に対し、抗議書を渡すべきだ。現在は日本の下部組織である「東京入管局成田支局」が毎日、日本の境界外にいる中国公民に対し、日本の公文書をわたし、すでに49枚にのぼる。これは一つの国際的ジョークだといえる。
 日本の政治家の役割とは、企業家が、中国と関係を結びつけるのを助け、市場を求める事ではないはずで、さらに重要なのは日本企業の保護と、中国での合法的な権益を確保する事だといえる。かりに日本企業が中国での経営で中国政府関係者によって、権利を侵犯されたり、脅迫を受ける事があった場合、日本政府が強力に支持する事が重要である。 それでこそ、日本企業は中国で中立を保つ事ができ、中国の官民の衝突に巻き込まれず、脅迫の元、中国の政府関係者の非法な行為に手を貸す必要がなくなる。ようするに企業も犠牲者とも言える。もし日航が日本政府の保護を信じ、上海警察の威圧を受けた際、ただちに日本政府に助けを求め、両国政府が緊急に交渉していれば、上海警察の非法な行為を制止できたかもしれないし、わたしも日本まで拉致されてくることもなかったかもしれない。
 わたしの帰国事件が、中日両国政府と民衆の考えを促す事を希望し、両国の世代の友好を願いたい。

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コメント

日本の報道機関に、報道管制が敷かれているのでしょうか。ほとんど報道されていませんね。
国の主権を堂々と主張出来ない、政府及び、外務省だらしがなさすぎるのでは?

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