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2010.03.14

最近、アメリカメディアで台湾の名称がChinaTaipeiに変わりつつある事について

 台湾の国名問題というのは、少し面倒な問題で、現在の台湾の正式な国号は中華民国(Republic of China)、略してROCだ。しかし日本を含めた国際社会は中華民国(Republic of China)を国家として認めていない。

 そのため、メディアが報道する際では、台湾(Taiwan)という名称を用いるのが通例だ。

 ところが最近、アメリカのメディアのスタンスが微妙な変化を見せている。事の始まりはCNNが先日のチリ地震後の津波情報を報道する際、台湾をChinese Taipei(中国台北)と報道した。

 この報道に対し、馬英九政権は敏感に反応し、Chinese TaipeiをTaiwanに改めるように、直ちにCNNに抗議した。

 CNNによれば、今回の報道はアメリカ政府機関NOAA(アメリカ海洋大気圏局)の津波予防センターが発表した文書を引用したため、Chinese Taipeiと報道したと回答している。

WHOやAPECなど国際機関に限って、Chinese Taipeiという名称を用いるが、Chinese Taipei(中国台北)では、台湾は中国の一地方であるということを黙認することを意味している。

 アメリカ政府機関が発表する文章は通常、Taiwanと使い、Chinese Taipeiを使うことはなかった。今回、初めてアメリカ政府がChinese Taipeiという表現を使って、台湾当局を震撼させた。参照元

 同様の問題は他でも起きている。3月に発売された雑誌ワシントンライフでも、同等の問題が起きた。今回の場合、馬英九夫人の周美青の訪米の際の記事だ。

 先日、現総統馬英九の夫人である周美青が、著名な現代舞踏の雲門舞集の名誉団長という名目で、訪米し、文化外交を行った。その際の記事が、Washington Lifeという雑誌に掲載されたが、China(Taiwan)のファーストレディという名称で紹介されていた。参照元

 台湾の名称というのは、極めて面倒な状態だ。正式名称は中華民国(ROC)で、Republic of Chinaだが、現在、Chinaという表現は中華人民共和国を示す。

 陳水扁時代、対外的な国号を台湾に統一しようという動きが起き、実際に郵便局などの名称から中華を取り外し、台湾に変えようとしていた。しかし馬英九政権になって以来、こうした正名運動は頓挫し、逆流することになった。

 また中国の台湾統一工作は強まる一方だ。このような影響も受けてか、アメリカメディアの台湾に関する報道姿勢が変わりつつあることを示しているのかもしれない。

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