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2010.03.22

最新の台湾世論調査、馬英九の支持率低迷中

 2008年、国民党が再度政権交代を実現してから、すでに二年過ぎた。

 少し前まで、国民党が圧倒的に優位に立ち、民進党は、陳水扁の汚職事件で、野党に転落し、国会の議席も大幅に減少した。

しかし二年が過ぎて、台湾政治の雰囲気が大きく変わっている。

親国民党系メディア聯合報が最新の世論調査を発表した。

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 世論調査の結果、現職の馬英九の支持率は29%で、支持率は低迷しているという報道だ。

 もともと聯合報は国民党系メディアで、国民党側に優位な調査結果になりやすい。例えば、2004年陳水扁が総統に再選した際でも、事前の世論調査では国民党側が優位だという結果だった。

 しかし国民党メディアによる調査でも、馬英九の支持率は低迷したままだ。聯合報の調査によれば、馬英九の支持率は29%、一方、民進党では、最も人気の高い政治家が蘇貞昌で38%だ。

こうした結果に対し、「2012大選就像贏定了,(次の2012年の総統選挙では勝てる)」と語る民進党系政治家もいた。

この結果に対し、蘇貞昌は「馬英九の姿勢に対する失望」だと分析している。

聯合報の他にも、遠見による世論調査でも馬英九に対する不満がはっきりとみてとれる。

 馬政権の施政に対し、66%が不満にもつと回答し、23.7%のみが満足していると回答している。この数字は昨年の水害直後に並んで低い数値だ。

 また馬英九に対し、38.8%が信頼できると回答した反面、信用できないという回答が47.1%に上った。先月に比べ、信任度が2.5%低下し、不信任の回答者が3.9%上昇している。

 このように馬英九の支持率は低迷していて、台湾の主要メディアは、このままでは続投は難しいのでは、という見方を述べている。

中国とのECFA締結について

 一方、馬英九政権が中国と締結しようとしているECFA、関税を免税し、さらに中国との経済一体化を推し進めようと政策に関しては、

46.2%が賛成、35.9%が反対という結果になった。この結果をさらに分析すると、国民党系支持者の78.1%の人が、ECFA締結に賛成している反面、民進党系支持者の73.7%がECFA締結に反対している。無党派層は33%が賛成、36.3%が反対と意見が分かれている。

 また地域による支持の差も大きい。台湾北部、東部ではECFA締結を支持するのが5割を超している。反面台湾南部では反対が43%で、賛成よりも反対のほうが多い。

 北部では、ホワイトカラーの割合が多いため、中国との経済的関係の強化を支持する声が小さくないが、南部では、農民や、ブルーカラーの割合が増え、また台湾意識の濃厚なため、中国傾斜に危機感を抱く多いのかもしれない。

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